出題範囲
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ITパスポート試験の出題範囲は下記の3つの分野に分けられています。
この3つの分野の得点が、それぞれ30%以上であることと、3つの分野の合計得点が60%以上であること、この2つの条件を満たすと晴れて合格です。
出題範囲の内訳
この3つの分野の内訳は、以下の通りです。
[参考]ストラテジ? ストラテジー?
ここまでお読みになって、もしかしたらこう思う方がいるかもしれません。
「ストラテジ」じゃなくて「ストラテジー」じゃないの?
つまり、単語のある部分を伸ばすか伸ばさないかです。「マネジメント」と「マネージメント」、「テクノロジ」と「テクノロジー」も同様ですね。
結論から言うと、これは両方とも正解なのです。どちらかが間違っているのではありません。
実はストラテジという伸ばさない表記は、JIS(日本工業規格)の様式に従ったものです。
このJISの様式には、3音以上の単語は長音符号(ー)を取るというルールがあります。たとえばエレベーターはJISによるとエレベータとなります。ただし、2音以下の場合は長音を取りません。レバーはレバーのままです。
なぜこのようなルールが作られたのか正確なところは分かっていません。
一説によると、昔は機器の処理能力が低いという事情があったため、負荷を軽くするために1文字でも容量を減らしたいということで、この様式が産み出されたのではないかと説明されています。
なお、この様式は慣習的なものであり、強制ではありません。
しかし、技術者には「負荷を軽くするのは善」という感覚がありますので、特に誰かから強制されなくても、また、処理能力が十分向上した現在でも、この慣習が根強く残っているわけです。